ネガティブ女は頑張らない

ネガティブで孤独なOLは頑張って頑張らずに生きたい

今の会社に居続けるか悩む

 

 

転職して約1年半が過ぎた。

 

「ここクソだなー。3年働いたら辞めよう」と思ってた前の会社で、個人同士のいざこざがあって5年目に入ったところで辞めて、短い転職活動期間だったにも関わらず条件の良い会社から採用通知がきた。その会社が今の会社。

 



前の会社は本当にクソだったけど部長だけは比較的良い人で、退社日程の調整にも協力してくれたりいろいろお世話になった。

送別会も企画してくれてメンバーも集めてくれて、送別会当日には花束を2つももらった。

会社の忘年会とかには100%来ない人も来てくれていて、部長に「それが君の人徳だよ」と言われた。泣きそうになった。

 

会社自体は嫌いだったしクソな人間だらけだったけど、終わりよければすべて良し。

何事も、始まるときと終わるときだけは、いつも大体すがすがしい気分になる。

 

それに、帰りに車で送ってくれた在日外国人にストレートに口説かれたことは多分一生忘れないだろうな…。

帰り道がてら夜の通天閣が見える場所をドライブして、車なら1時間弱で帰れる距離を2時間かけて送ってもらった。正直その人にまったく興味なかったけどドライブは好きなので純粋に楽しかった。

そのあとのLINEが重い彼女みたいな頻度ですっごいしんどかった。ブロックした。

 

無職時期はほとんど謳歌できず、すぐさま入社。

転職サイトに載ってた社員の集合写真で「なんか違和感あるな…」と警戒してたけど、最初の方は特に問題はなかった。

 

入社してから先輩社員に「たくさん応募がきてねー、倍率がものすごかったよww」と言われたので、その競争を勝ち抜いたのかと思うと、数年ぶりくらいに自分の自信という存在を思い出すことができた。

ただ仕事は2日で飽きた。

 

入社から少し経ってから、写真で見た違和感第1位の女上司にいびられ始めることになる。

 

 

 

ここで脱線。

 

私はパッと見の第一印象で、その人が自分にとって害か否かをなんとなく判断できる。

表情、顔の造形、服装、立ち姿。一言でも話ができればさらに確実性が増す。

前の会社でアルバイト採用の面接官をやっていたおかげかも。

 

顔の造形にはマジで性格出るから。犯罪者が全員悪人顔なのは中身も悪人だからです。

ブスと言われる人でも性格が曲がらずずっと善人なら善人の顔つきや雰囲気が出るし、

美人と言われる人でも性格が最悪だったら顔つきや立ち居振る舞いに出る。

 

今思えば、アルバイト経験しか職歴のないハタチのガキによく一人で面接官なんかやらせたもんだ。

「そんな歳でそんな経験できるなんて滅多にないよ~カッカッカ!」

って気楽に人の苦労を酒の肴にしやがった前の会社の猿社長しね。

 

こんなん書いたら身バレするだろうか…まぁ誰も見てないブログだからいいか。危なくなったら消そう。

 

そんな特技(?)を以て、転職サイトを見ているときも「あ、ヤバそうだからパスだわ」とか「大丈夫そうだから応募しよう」といった具合に写真の人間を見て判断していた。

そして今の会社を見つけたとき、「なんかにおうな…でも他にはないくらい好条件だし…」と妥協した。

 

これが悪夢の始まりである。

 

 

はい、本筋に戻りまして。

 

 

違和感第1位の上司に仕事を教わることになった。

ちなみに、見た目と笑い方から私は心の中で”魔女”と呼んでる。

(おふざけ半分だろうけど「ヒヒヒヒヒ」って笑う)

ガリガリに細いからたまに”ホラーマン”とも呼ぶけど、ここでは”魔女”で統一しましょう。

 

魔女は、ネットでよく見るような悪質な上司像と少々重なるところがあった。

 

1.以前に聞いたことをド忘れしたので再度質問したら「前にも言ったと思うけど」と必ず言う。

2.私に仕事を教える時間が惜しいのですべての仕事を一人で片付けようとする。サルでもできそうな簡単な仕事しかよこさない。

3.そのせいで時間が足りなくなり焦ってイライラして私に当たる。

4.最初:「わからないことがあれば取り掛かる前にすぐ聞いて」

 聞いたら:「自分で調べて」

 調べていると:「まだ探してるの?聞いた方が早いんじゃないの?」

 

でもまぁ考え方によっちゃあすごい人であるとも言えなくもない。

1に関しては記憶力が良いとも言えるし

2に関しては多大な量の仕事を一人でこなすスピードと処理能力があるし

3に関しては死ね

4に関しても死ね

 

まぁ能力がある人ってところは間違いないんだと思うのよ。

仕事に使える知識もまぁまぁあるみたいだし、社長も陶酔に近い信頼の仕方をしてるし、論理的にAからZまで順序立てて考えられるから問題点も一つ一つ確実に解決していくし、自分の作業に加えて他人の仕事の管理もしてるし。

とにかく内部の仕事はほとんど魔女を頼って回ってる。

 

 

そのせいか、はたまた私の覚えが悪いせいか、魔女はあまり私に仕事を教えようとしない。

 

いや、そもそも私が応募したあの採用枠がそういうポストの人員募集だったのかもしれない。

 

IT関連の会社だし、丁寧なOJT有☆って書いてたし(まぁどの企業も書いてるけど)、

なにか新しいスキルを獲得できるもんだと思ってたけど、この約1年半、ほとんどExcelパワポとPDF書類を扱う仕事しかしてない。

 

あれ、もっとHTMLとかJavaとかWEBデザインとか、そういうのができるんじゃないの…?

 

しかも、ExcelパワポとPDFの作業だけで、こんなにいちゃもんつけられるの…?

 

 

「IT関連会社で諸待遇が良いにもかかわらず未経験歓迎ですって!?

 写真に写ってる人間はちょっとにおうけど行くっきゃねぇ!」

と息巻いていたあの頃の私に会えるんなら張り倒してでも止めるわ。

おめぇマジで安易に入社しようもんなら魔女にいじめ抜かれた上にしょうもない仕事で数年無駄にする羽目になんぞ。いいから試用期間でやめとけ。と。

 

そもそも社長もずるいんだよ。

試用期間が終わるとき、「試用期間おわるけどどう?正式に入社で良い?」って

社員全員の目の前で聞いてきやがったからね。

は?そんな状況で「無理そうです。辞めます」なんか言えると思ってんの?

まぁあとで人がいないところで「さっきは大丈夫って言ったけどやっぱり辞めさせてください」って私から言えば済んだ話だから私のせいでもあるんだけどさぁ。

(ネガティブ脳の基本=【すべて自分が悪い】)

 

まぁ転職してすぐ転職活動するのが嫌だったっていうのもあるし、

魔女に違和感を感じる心に無理やりフタをしようとした自分もいた。

過去のことを言っても仕方がないけど…。

 

 

そしてろくに仕事を教えてもらえないまま毎日Excelとにらめっこしていると突然「○○のプロジェクトが始まったからこれやって」と言って急に参加させられることもあった。

それはある企業の顧客管理システムを作成するプロジェクトで、仕様書を作って工程を出して製作してバグチェックして研修会を開いて社員に操作方法を説明して…という感じのやつ。

 

そもそも私は仕様書の作り方もわからない。仕様書の概念もちょっとあやふやだった。

その状態の私に、魔女は別プロジェクトの仕様書を参考にさくっと説明して「じゃあ作ってみて」とだけ言い放つ。

わからないなりに時間をかけて作る。

たまに質問すると上の方に書いた4状態になり心が折れる

進捗報告ついでに提出すると、

魔女は「けっこう時間かけてたと思うけどまだここ?参考用に渡した仕様書ちゃんと見た?」と私を責める。

専門用語もあり意味も正解もわからないので「見ましたし調べましたけどあまりわかりませんでした」と正直に言えば、他の社員の目の前で6割説教:4割早口で説明された。

 

しかも端折る説明をしないからめちゃくちゃ時間をくう。

魔女「A→B→Cのあとはどうなるか言って」

私「(D、E、F…だからGか)最後にGになります」

魔女「違う。Cの次はD→E→F→G」

↑こういう会話で30分くらいかかるのはザラ

 

逆に必要な説明を端折る。

魔女「WとXとYがわかれば仕様書作れるから。よろしく」

私「はい…(WとXとYって何だ?)」ネットで意味検索、書類ガサガサ、社内フォルダチェック

魔女「遅い!何してんの!書類WXYはクラウドのフォルダに入ってるやろ!」

私「(知らんし。しかもクラウドのフォルダって何百とあるうちのどれやねん)」

 

 

 

あー書いててイライラしてきた☆

 

 

例えるなら、

英語もアルファベットも存在を知らないのに「”これはペンです”を英語で書いて」って言われて、

調べてたら「遅い。時間かかりすぎ」って言われて、

調べた結果「kore ha pen desu」って書いたら「全然違う。説教説教説教」ってなって、

長い時間をかけて精神ボコボコにされた末にやっと「This is a pen」にたどり着く感じ。

 

せめてさ、アルファベットの一覧表とか、動詞や名詞はどれとか、文字の並べ方は日本語とは違うみたいなヒントをくれてたらさ、

間違ってたとしても「pen is a This」とかから「This is a pen」に比較的早くにたどり着けてたかもしれないのに。

 

 

 

わからないことをわからないと言えば怒られ、わからないなりにやったことに対しても間違えてるだの余計なことをするなだの他の社員の前で怒られ、だんだん心が折れてみじめになり弱気になっていくと聞きたいことも聞けなくなり、笑顔が消えて、服や持ち物にこだわりがなくなり、他の社員との雑談が減った。朝は胃痛がした。

 

入社半年も経たないうちに私はダメ社員のレッテルを貼られた。

魔女を崇拝している社長は、魔女によって貼られたレッテルだらけの私を見て「話が通じないやりにくい奴」とさらにレッテルを貼り、

他の社員は過剰に責められる私を見て見ぬフリする。

 

そして私は自分自身に「私はダメ。みじめ。使い物にならない。何もできない」とレッテルを貼った。

そういうレッテルを受容すれば、こんなに言われるのも仕方がないと諦められるようになるから。

 

 

そんな奈落の底でずるずる生き続けて、多少は魔女のやり方や心の汚泥に慣れて、そして今に至る。

 

そしてもうすぐ、魔女の仕事を分担するための社員が中途入社してくる。

 

じゃあ私がいままで魔女の下で苦しんで仕事してきたのは何だったのかと思う。

 

苦しんで悩んで諦めて手放して、やっと魔女との関係も改善しはじめてきて、

ほぼExcel仕事だけの無駄な1年半を過ごしてきて、いまさら?

 

 

私は雑用要員でした。スキルを積ませる必要もないお茶汲みOLでした。ちゃんちゃん。

 

20代も後半に突入するのに、簡単な事務仕事しか経験のない高卒OL。

実家を離れて一人で家を借りて生活するために仕事をして…。

かたや同級生は大学や専門学校に行って、潰しがきくスキルを身につけて、

あるいはさっさと結婚して子供を産んで、実家の近くでぬくぬく子育てしてる。

あるいは特に苦も無く1社目にずっと在籍したり、親元でマイペースにアルバイトして暮らしてる。

 

今の時代、結婚しようが子供を産もうが正規雇用だろうが、別に関係ない世の中だと思う。

思うのに、どうしても比較するのをやめられない。自分のすべてに自信がない。

 

 

仕事を辞めたい。でも次があるのかわからない。次があっても今みたいな状況になったら立ち直れない。仕事を続けるにしても耐えられる気がしない。働きたくない。でも実家には戻りたくないから自分で稼がなきゃ。自分の足で立たなきゃ。誰か助けて…。

 

 

っていう感じです。たぶんハタチ以降はずっとこんな感じ。

自分のネガティブはもしかして性格じゃなくて病気なのかも、と思うときもあるけど、レールの上から脱線するのが怖いので現状維持。

だから逆に苦しむとも理解してる。

 

どうせ一人だし貯金も少しはしてるし親は健在だから、少しくらい逃げようが捨てようが最悪どうにかなるとは思ってるけど。

けど、自分の性格や日本の習性を考えると未来がどうしても不安になる。

 

ああああああああああああ真っ暗だ。

真っ暗の中を進む勇気がないから一人でずっと立ち止まってる。

誰かに手を引っ張って連れてってほしい。もしくは誰かに光を掲げてほしい。自分で歩き出せないし光を掲げられる気もしないから。

全部怖いし、怖くない状況になってもきっとすぐ怖くなるから怖くない状況も怖い。

 

 

誰かにさわってほしい。抱かれたい。

でも顔にも体にも性格にも自信がない。

行きずりの人は病気や犯罪が怖い。被害者になるの怖い。

だから今日もまっすぐ帰って自分で作ったごはんを食べて一人で眠る。

 

 

何から始めればこの状況を脱出できるんだろう?といつも考えるけど、

少なくとも、休日出勤で会社に一人だからってどうしようもない内容のブログを書いてるやつにはしばらく無理な話なんだろうな。

 

 

しょうもない仕事だけどやることがあるのに…手につかない。

会社にとって必要ない自分が世の中にとって必要ない仕事をするのは本当に無意味だと思うから使命感が沸かない。

 

みんな消えてなくなれ。