ネガティブ女は頑張らない

ネガティブで孤独なOLは頑張って頑張らずに生きたい

春が来た。



憂鬱な春。

花粉と湿気とあの人の香りのする、乾いた春。

開けた目が痛いほど白い空気の中で、黒いリクルートスーツが蠢く春。




入学式や卒業式のタイミングに咲いてくれない・毛虫の温床・通勤中に横目で花見するものとの認識がすっかり(私の中で)定着した風物詩が散り、濁った風に巻かれる洋服の洗濯を憂い、花びらと鼻炎薬の費用と眠気ばかりが積もる春。

足先にまとわりつく冷気と肩周りに集まる湿気が不愉快を煽る春。

花粉とPM2.5を孕んでくすんだ斜陽が、私の唇を縦に裂く春…。








今日は暖かかったですね。

春と言うには気が早すぎる気もしますが、どうせ日々が辛いとかそんなん言ってるうちにいつの間にか来てるんだから、まぁ大差ないよね。

ストレスフリーだった年末年始休暇は遠い記憶の彼方に消え、荒れる成人式Perfumeだらけのバレンタインも過ぎ去り、平成最後の○○が一つずつ終わっていく中、私の苦痛の終わりは未だに姿を見せてはくれません。
それか、終わりである自分の姿を鏡に見るための勇気が無いのか。
今年も去年と変わらない心持ちで春を迎えてしまいそうです。




他の人にとって春はどんなものなんだろう。

目や鼻がかゆくて嫌な毎日?
酒を飲む口実?
雪解けを待ちわびた生命の季節?
熟れる前の青く甘酸っぱい思い出?
それとも、ひさぐもの?


なんでもいいけど花粉すごいらしいから嫌だな~。
会社がすでにK点超えの憂鬱度なのに、なんで季節にもイライラしなきゃなんないんだろ。



おんなーじそーらがー、
どーみーえーるかはー、
こころーのかーくどーしだいー、だからぁー

ってことですね。
はいはい!つけまつけま!!




今日は寒いのに暖かくてでも指先と爪先は相変わらず寒くて肩は凝って尻は痛くてハリボテの自分にがっかりして他人にもがっかりしてっていういつものマジカルネガティブルーティーンに加え、二週間遅れている生理がもうすぐ来るであろう腹の張りと重だるい鈍痛とじくじくする疼痛に苦しんだ日でした。

明後日は友達とごはん行くのに、どうせそういう特別な日に限って生理二日目で血の量すごくて「うわ今めっちゃ出た」っていう不愉快と横漏れの恐怖を感じながら笑顔と会話と食事を並行しなきゃいけないんでしょ?
もういいよそういうの。飽きたよ。

ピル飲めばホルモンバランス整うらしいし生理時期の操作もできるみたいだけど、副作用あるらしいし産婦人科行くの抵抗あるし金かかるしで手を出せない。

そのうちやりたいと思ってるけど、会社辞めてストレス無くなったら全部解決するなって思いもあったりする。
会社のストレスは無くなっても生活費とか孤独とか職探しとかのストレスが新たに生まれるだろうなとも思う。
結局は自分が元気になるほか無いんだと悟る。
いつものパターーーーーーーーーーン。







冒頭に書いた、乾く・渇く、どっちだろう、と思って調べたら、
乾く:水分がなくなる
渇く:水分がほしくなる
という使い分けをするんだって。
なんだかイカす。






おやすみなさい。