ネガティブ女は頑張らない

ネガティブで孤独なOLは頑張って頑張らずに生きたい

アイキャントビリービッ



「子どもを産むなら絶対この会社がいい。妊娠中も育児中も休みの融通きくし社長も育児に理解があるし産休育休の始まりと終わりもスムーズだった!」

って飲み会のたびに熱弁してる子持ち女社員がいるんだけど、その人は、

・勤続10年くらいで社長とも付き合いが長い最古参
・一人っ子の子どもは持病もなく健康
・実家が近く親がいつも家事や育児の手伝いをしてくれる
・自宅から近い保育園に入れた
・旦那さんも仕事の都合がつけば保育園の送迎ができる

っていう比較的恵まれているであろう環境だそうで、
でも私の前任者だった人は、

・入社して1年で妊娠発覚
・つわり?がめちゃくちゃひどい
・大病持ちで要手術の赤ちゃんを出産
・実家は近くないので実家の手助けはたまにしか頼めない
・赤ちゃんは病気持ちなので保育園に預けられない
・夫は安月給で朝から晩まで働きどおし

という状態の人だった。

夫だけの給料では厳しいので正社員を続けたいけど保育園が決まるか不安だし、妊娠してからずっと体調が良くなくて食事すらもつらい、と言ってた。

私も近くでその様子を見てた。だいぶつらそうだったのに、私に引継ぎするときには本当に穏やかに丁寧に教えてくれた。
だから私はけっこう懐いてたし、前任者が産休に入るときはかなり寂しかったし早く帰ってきてほしかったんだけど、上記のとおり産まれたお子さんは持病があって、手術しなきゃいけないくらい大変な状況だったらしい。

だから保育園にも入れられないし職場復帰もしばらくは厳しいということで、復帰しないまま退職することになった。

退職が決まるまでに「辞める」→「産休をもう少し長くもらえるなら辞めなくて良さそう」→「子どもの病気で難しいのでやっぱり辞める」っていうやりとりがあったらしく、それに対して最古参の女社員と魔女が「辞める辞めないで会社を振り回しすぎ」「子どものことがあるからって他人に迷惑かけすぎ」と二人でブツブツ文句を言っていた。

それを聞いて私は「いやいや出産子育てに理解ある会社じゃなかったんか」「仕事は私が引き継いでるしお前らが忙しすぎてパンクしてるわけでもないやん」「初めての子どもが大病持ちである苦労を、健康な子持ちと独身のお前らが理解できるんか」と思っていた。

私が聞いてないところでもっと色んなやりとりがあったんだとは思うし、前任者がほんとに悪いところがあったのかもしれないし、最古参と魔女が絡みづらすぎて前任者が良い人に見えすぎていたフシはあるけど、結局この会社に他人に寄り添ってあげられる人はいないし、出産子育てがしやすいと感じるのは環境に恵まれた一部の人だけっていう結論に落ち着きました。


ていうか最古参と魔女が嫌いすぎて、そいつらがいるこの会社がもうすでに嫌いなので、別に今さら下がる株もないんだけど。

前任者が退職のあいさつのために一日だけ会社に来たことがあったけど、なんとか元気そうで良かったなと思ったし、それと同時に、あれほどネチネチ陰口たたいてたのにめちゃくちゃ笑顔で「赤ちゃんの写真見せて~」とかほざいてる最古参と魔女を見て「死ぬほど白々しいなこいつら」って思ったりした。

私が知らないだけで会社の決まりや法律的なものもあったんだろうし、別にこいつらが前任者を嫌ってたわけではないだろうし、辞める辞めないの一時だけ文句言ってただけで昔は普通に仲良くやってたんだろうけど、なんかやっぱり環境がまったく違うと共感できないから理解もできないもんなんだな、って思った。

もし最古参がまるっきり前任者のような環境だったとしたら、それでも「いろいろ相談に乗ってくれたしわがままも聞いてくれたから産むならこの会社!」って言えるんだろうか。つまりはそういうことでしょ。


そして前任者が辞めたちょうど3年後の同月同週に辞めることになった私。



あと一ヶ月半!!!!!!!!
あと一ヶ月半のガマンだ!!!!!!!!

暇と肩こりとヒマと腰痛とひまと魔女の激臭に耐えるのは!!!!!!
あと少しでいい!!!!!!!!

休日を除けばもう一ヶ月もないかもしれない!!!!!!
カウントダウンしようかな!!!!!!!
いやでも意外と長いからカウントダウンすると「まだここか…」ってなりそうやからやめとこ!!!!!!!!







ていう記事を午前中の勤務時間つかってちんたら書き溜めてました。
昼から何しよう。やることなさすぎ。鬱。