●貧鈍回避を人生のテーマにするよ
昔と比べると手の抜き方というか、手抜きでも別に良いやっていうハードルを落とした。食器は当日中に洗わなくていいとか。前髪は整いすぎてなくていいとか。
そして我慢もあんまりしなくなった。
菓子パン買わないとか、湯船の量を少なく張って寝転ぶように入るとか、ランチ代ケチって飽き飽きした自作弁当を貫くとか、そういう些細な我慢だけど…。
そういう心の余裕とかゆとりを持てるようになったのは、年齢のせいでもあるし、昔の生活が窮屈だったってのもあるけど、一番の理由は若干だけど収入が増えて、穏やかな職場にいるからだと思う。
心も懐も余裕がなくて節約節約とやっきになっていた昔よりも頭の余裕が増えた気がする。
貧すれば鈍するってマジだと思った。
ほんとに今の家と職場に出会えて良かった…。
家は狭いけど家賃は下がったし、でもクローゼットも台所も広くて独立洗面所もあるし、日当たりはバチバチに良いし、お隣は臭くないし、安いスーパーや薬局も近い。
会社はいい人ばかりだし残業代もきちんと出るし。
●正月感ゼロ
初夢は見た気がするけど覚えてない、多分しょーもない夢だった気がする。
テレビがないと正月を感じられない。
見せかけの餅とかの飾りを100均で買ってこようと思ってたのに、気付いたら正月終わってた。
唯一季節感のある初詣には行けた。
おみくじは吉。悪くないことばっかり書いてあったので今年も安寧に生きられますように。
実家に帰ったらおばあちゃんへの当たりが一層強くなってた。
気持ちはわかるけど胸が痛む…。
家族写真があまりないことに気づいた。
4人で撮ったのなんか、私が十代のときじゃないかな。
将来になって思い出や遺影がないってなるんだろうな。
いろんな感情で物悲しくなる真冬の町並み。
今年も一人で年を越してしまったな。
