ネガティブ女は頑張らない

ネガティブで孤独なOLは頑張って頑張らずに生きたい

清澄な性徴の成長を清聴しろ




初めて会った美容師と臆することなく会話ができるようになった。

ガチガチに緊張して話せないわけでもなく、
沈黙を作らないように気を遣って無理して話すわけでもなく、
話しかけられたら話し、話したいことがあったら話し、話したくないときには話さない。
気分屋だと思われるという妄想も、気を遣ってばかりで無理してると思われてるという思い込みも、何もないままフラットな気分で髪を洗われ、多少は早く帰りたいと思いつつ、ドライヤーで躍り狂う毛先を避けるため目を瞑る。


たまに話すべきことを口に出すスピードが先を行きすぎて言葉がたたらを踏むことがまだあるけど、どうせすぐ忘れられる、と思って気にしなくなった。


自分にとってものすごく大きな変化だと思う。





本を読んで余暇を過ごせるようになったし、一人で出掛けられる場所も増えたし、気の抜き方も覚えてきたし、テキトーな髪とテキトーな顔面でサングラスと日除けのアームカバーして買い物に行くのも全く抵抗がなくなったし、マンネは人見知りしなくなってるし、長男はスリムな王子様感がなくなって年取るにつれてアルパカ感が強くなってくし、希望は年相応の落ち着きなのか大富豪の貫禄なのか余裕がすごくてセクシー<気品になってきてるし、どう頑張ったって過去には戻れないし、なんか大人になっちゃったんだなぁ…って思う。
あと2~3年でさすべえとか使い出しそう。






大量に買い物してきて、大きいリュックと大きいエコバッグぱんぱんにして重さでフラフラしながら帰ってきたら、同じマンションの住人と思われる人が恋人を連れて部屋に入っていくのが見えた。
いいなぁ…セックスするんだろうなぁ…。







アンネの日記を読んだ。

ほんとにあったこととは思いがたい。
そして、私が20代後半になってやっと実感したことをアンネが10代前半で実感していて、なんかすげぇなって思った。
欧米の子がみんなそうなのか、アンネがそういう子だったのか、我慢や試練の毎日がそうさせたのか…。

ていうか「祖国のために命をかけて戦います」みたいなのは日本人だけの暑苦しい盲目的な思想だと思ってたけど、欧米の人でもそう思うんだって知って意外だった。






そんなかんじ。