ネガティブ女は頑張らない

ネガティブで孤独なOLは頑張って頑張らずに生きたい

終わりが見えるとイキイキしだす


今日も今日とて暇だった。


すっかり社長のお気に入りになった徳井さんから「もうすぐまとまった仕事が来そうです」とのタレコミがあった。

そういえば以前見た(ような気がするけどうっすらとしか覚えていない)スケジュール表には、話がスムーズに進めば私が退職届を出そうと思っているくらいの時期にがっつり作業が被ってきてたような気がする。



それでも私は辞める。



と決意するものの、いつも揺らぐ。
私は本当に仕事を辞めるつもりなのか?と。



金ないくせにしばらくニートするだけの計画だったし、スキルないから転職もスムーズにいくかわからんし、スムーズにいけたとしても給料の額は絶対に下がるし、転職先に魔女みたいな厄介な生き物がいないとは限らないし。

いやいや、こういう「~かもしれない」思考がダメなんだっていつも思ってるのに…。

そして「会社」を辞めるのであって「仕事」を辞めるんではない。
一時的にニートになっても、働かなくてよくなるか働けなくなるまで働かなくちゃならないんだから「仕事」を辞めるわけではない。

憂鬱なのは仕事ではなく「会社」だ。いつもそう。仕事が嫌だったのはバイトしてた飲食店だけで、その他の職場は仕事ではなく人や待遇が嫌だったから辞めたんだ。ちなみに学生時代の部活もそうだ。


でも人付き合いも仕事のうち。会社の業務ではなく人間としての仕事。はぁ。






ここいらで改めて棚卸し。


どうしても嫌なところ:
魔女・スキルがつかないこと・スキルがつかないからできることが無くて干されること・社員旅行

まぁまぁ嫌なところ:
合わないイス・仕事が無くて暇なこと

いいところ:
待遇はホワイト





以上。
ほんとにこれだけかはわからんけど、思い付くのはこれだけ。

やっぱり気持ちが憂鬱なときは「嫌だ嫌だ嫌だ」と思い詰めてそれしか考えられなくなるけど、少し余裕が出てくると振り返ってみれば「あれ、そんなに嫌じゃない?」って思い始めてくる。
気分屋。





ていうか魔女にPC覗かれるより徳井さんに覗かれてるほうが多い気がする。私も横目で見てるだけだから勘違いかもしれないけど。
というかちょっと前に「わりとかなりだいぶ暇なんです」っていうのをアピールしたから「今何かやることあるのかな」って気にかけてくれてるのかも。

徳井さんもそうだし得意先のとある事務員さんもそうだけど、仕事をしてるとたまに出会う気遣い上手の大人に関わると、人間としてすごーく勉強になる。
メール文章の言い回し一つでも気持ちが入ってるように感じるし、実際に話すと地頭が良いというかスマートさがひときわ強く感じられる。
勉強になるというか単純に感動する。間違っても魔女みたいに機嫌の良し悪しをすぐ表面に出したりズケズケ人の心の敷地を踏み荒らすような態度じゃない。いや、それに関しては魔女が異常なだけか。


大人ってみんながちゃんと大人だと思ってたけど、大人になってわかる大人の大人じゃ無さ。
大人じゃない大人である魔女が大人な大人になってくれたら、私はこの会社がどれだけ好きになるだろうか。
大人である大人の徳井さんや取引先の事務員さんみたいに大人な大人ばっかりが周りにいればいいのに。
そしたら社員旅行だって行く気になってオールオッケーなのに。
あとは私より仕事できない同期が入ってきたら完璧。





それよりそれより、開き直って勉強し始めて約一週間が経過しました。
いやぁこれがまたどうも順調にメキメキ伸びておる実感が致しますですよ。
一人だったら5分も集中できないのに、約8時間ずっと勉強しとるわけですからね。そら実感もするよねってなもんで。



大きな仕事が来るまで引き続き頑張っていきまーっしょい!