やりたくなったら出会い系に登録する。
出会ってやるためではない。
「私個人ではなく私の性器だけを目的として笑顔で近付いてくる輩がこんなにもたくさんいる」ということを再確認して、男性苦手心をグイグイ呼び起こして性欲を萎えさせるためだ。
私はちょっと、というかかなり拗らせていて、
そこいらの馬の骨に捧げる操なんかねぇよ、とか、
人格ひっくるめた私全部を必要としろよ、とか、
病気もらったらどうしよう、とか、
そういう真面目すぎる思考を常に強く持っている。
仕事にも恋人にも真面目なイケメンの童貞いないかなーとか、
もちろんこっちだってあわよくばやりたいけど相手にそういう目で見られるのはムカつく、とか、
そんな考え方するくらいには拗らせている。
10代のうちにちゃんとした恋愛しなかったからだな…猛省…。
あと女子校に行ってたのも大きいな…。
アラサーにもなってATフィールド貞操ver.を展開し続けるのは止めようかなと思いはするものの、人間苦手だし、男なんかもっと苦手だし、人と接するのってものすごいエネルギー消費するし、結局しんどくめんどくさくなって諦めちゃう。
こうやって嫌な面だけ見て諦めるせいでどんどんアレルギー反応強くなっていくし、歳だけとって成長してないみたいな未熟ババアが出来上がっていく。
仕事や趣味に生きてる人ならいいけど、私みたいにニート至上主義者で無趣味の自堕落人間は、結婚でもしないと将来さらに辛くなるのが目に見えてる。
結婚以前に彼氏すらできないけどな…。
もっとガバガバなお股に産まれたかった…。
食い千切らんばかりにギチギチに締め付けて、なんならもう食い殺してしまうカマキリ並みの生態なので、相手も決死の覚悟できてくれる人じゃないと心を開けない…。
でも当然そんな人はいない…。
こういう自分自身の意識のハードルの高さから、もう人として見限ったはずの元彼で我慢しておけばよかったかな、って思っちゃうんだな。
ハードルの下をくぐるのはルール違反一発即退場です。
結果、ひとつ200円のピンク○ーターで自分を慰め、また性欲の波が最高潮になる頃に出会い系を開く。
以下略。
彼氏ほすぃ。