人生最長の恋の相手が結婚した。
あのブログの彼女の切れ味が鈍くなってきた。
私の肌タイプに肌断食は合わない気がしてきた。
いい転職先が無さすぎるし働く気力も一向に出てこないから一生働けない気がしてきた。
勉強する気も起きなくなってきた。
美容院で希望の髪型とは程遠い仕上がりにされて、私は望む髪型さえも手に入れられないのか、と思いながら毎日おかっぱと向き合うはめになった。
毎日が暑くて、毎日が鬱陶しくて、毎日が何でもなくて、毎日考えることは同じ。
会社を辞めようが辞めまいが結局は同じだ。
私にはやりたいことが無い。
やりたいことを探す気力や勇気が無い。
上だと思う人全員に憧れて、同列だと思う人は実は一周先にいて、下だと思う人全員を馬鹿にして、馬鹿にした人に馬鹿にされたような気分になって、一人で沈んで終わる。
笑顔が素敵な彼は私のものにはならないし、能力を付けるための能力は手に入らないし、私自身も私のものにはならない。
誰かに依存したくて、でも良くないことだと思って、依存と信頼の違いを考えたりして、肩肘張って、妄想で済ませようとして、でも妄想だから結局は一人で、何も残らないまま暑さは落ち着いていく。
夕方や夏の終わりが嫌い。
時間は終わるのに私は終わらないから。
薄暗くすぼんでいく時間が嫌い。
暗くて狭くて逃げられない気分が心地いいから。
無くなったものの影が濃く思い出されるから。
誰もそばにいない肉体の温度が鮮明になるから。
無職1~2か月目のあの幸福感はどこに行ったんだ。
好きなだけ勉強したりゲームしたり読書したいと意気込んでた離職前後のあの気持ちはどこに行ったんだ。
私は誰にSOSを出せばいいんだ。
誰が私を助けてくれるんだ。
こんなにも助けてほしいのに、どんなに辛くても私は私で私を救わなきゃいけない。
こういう、無力感、焦燥感、孤独感、飢餓感、絶望感、脱力感、閉塞感、みたいなものは誰もが感じて苦しんでいるだろうに、なんで私はこんなにも重量を強く感じるんだろうか。
HSPとかネガティブとか鬱とか一言で済ませられない、済ませてはいけない気分でずっといる。
と同時に、適当にさっさと済ませて楽に生きる必要性も強く強く感じる。
何かと何かの間で揺れ動いて、でもどっちの重要性も主張もわかるから、動けないまま精神が負ける。
望ましい人格と気持ちの位置は理解してる。
圧倒的にそれとは逆の今の位置も理解してる。
変わるための手段の検討もおそらくついてる。
失うものはない。
失わないとわからないものはある。
健康な体。愛してくれる家族。数少ない友達。
考えると涙が出てくる。
だから考えたくないのに。
考えることを止めた状態が怖いから、考えすぎて涙を流す。
もう意味がわからない。
体が熱くてだるい。気持ちがシャキッとしない。
私は何がしたいんだろう。
真夜中のポエムきもっ。