ネガティブ女は頑張らない

ネガティブで孤独なOLは頑張って頑張らずに生きたい

完:20代。介護を考える。

伯父夫妻の懐柔作戦、名付けて「第二次介護大戦」の幕は上がらないまま終幕することになった。
(言葉あってる?)


綿密にイメトレして話すことを台本化して来るべきときに備えていることを父に話したら、「下手に行動をおこさないほうがいい(意訳)」とのこと。


理由として。
・ポッと出の私が過去を蒸し返すようなことはしないほうがいいから。
・相手の生活を乱すと悪いから。(意訳)
・ある程度までは自宅介護するけど、悪化が顕著になったら無理矢理にでも施設に入れることは決めているから。

だそうな。
家族が断絶しかけだと思っていたけど、父からすればそうとは思っていないらしい。



私が一番改善すべきとしていた重要事項である以下については答を得られなかった。
・自分達のメンタルがもつのか
・親戚じゅうからの誤解を解かなくていいのか
・現行の生活体系を継続して祖母が大ケガでもした場合、また親戚じゅうから責められる結果になるかもしれない点



ただ、父のその決断を聞いて、肩の荷が下りた気分になったのも確かだ。
(正確には、肩の荷が下りた70%・作戦を実行できなくなった残念感30%といった感じだけど。)

どちらかというと私の両親への印象は、
臭いものには蓋をする・見て見ぬふりする・ことなかれ主義・なあなあ・未来まで考え通す能力のない場当たり的な人々
って感じだったんだけど、一応ちゃんと考えてライン引きしてるんだなって思って安心した。





話をするって大切だなぁ。

相手が普段は言おうとしないことを聞けたときの会話ほど充実するものなんだな。

だから日常的に自ら本音を話してくる母親のほうが疎ましく思っちゃうのかも。

めんどくさがらず会話しなきゃいけないなぁ。








さて、とりあえずは今日を以て孤軍奮闘することに終止符を打つ結果になったわけだけど。

私はまだいい。頭で考えて、たまに祖母と話したり家事を手伝うだけだから。

本当に大変なのは両親だ。
父と言い合いをする祖母、母を信頼していない祖母、薬を飲まない祖母、あらぬことを話す祖母、感情的になりやすい祖母。

それらをゴリゴリ更年期障害の両親が諌め続ける生活って、ものすごくしんどいんじゃないだろうか。


本人らは「もちろんしんどいときもあるけど、まぁ大丈夫や」と言っていた。
さすがに暴力振るうような人じゃないけど、介護に巣くう闇の一面に勝てなくなる日も来るんじゃないだろうか。

そのときが祖母を無理矢理にでも施設に入れる日になるんだろうか。








とりあえず私の気持ち的には一段落。
過去のメールを見てからのここ一週間くらい、自分はやはり孤独だと思い込み、自分で自分に課した任務を憂いてばかりだったな。
自分はまだまだ未熟でありました。



報告は以上。
働くことに怯えながら就活する生活に戻ります。