会社の、背ちっちゃくて、ブで、ヤニ中で、付き合い始めて間もない彼女の家に転がり込んでる30代の男性に、なんかめっちゃキュンキュンする。
見た目とかは普通にアウトオブ眼中なんだけど、人当たりというか、人柄がなんかいい。
腰が低くて、誰に対しても丁寧で、気遣いが上手で、ノってくれて、聞いてくれて、笑ってくれる。
話したときの反応とか声の出し方がかわいいというか優しすぎて、こんな風に愛嬌があって優しい男の人っていいなぁって思う。
いいなぁぁぁぁぁって思う。
職歴とかファッションの特徴とか手の形とか笑い方とかが元彼に似てて、あの人にもこんな風に愛嬌があったらキュンキュン祭りだっただろうなぁって思った。
懐かしいな。元気してるかな。
いまだに妄想することはしょっちゅうあるけど、実在する人物なのかどうかがわからなくなってきた。
夢で見ただけの人で妄想してるだけみたいな感覚。
まぁそれならいつぞやの亮くんみたいなイケメンにしとけよって思うけどな。
とにかく、どこかから聞こえてくるその男性の話し声にキュンキュンさせられ、時に癒され、でもまだまだ仲良くないから正面でキュンキュンを味わえる段階にいないことを歯がゆく思いつつ、でもまぁ顔はまったくの興味ナシだから声聞いてるくらいがちょうどいいのかもなって思いながら今日も残業した。しんどかった。
彼氏作らなきゃなぁ…。
どっかに愛嬌半端ない料理上手イケメンいねぇかな…。
いねぇか…。