ネガティブ女は頑張らない

ネガティブで孤独なOLは頑張って頑張らずに生きたい

仁王立ちの女




●急逝

知り合いの旦那さんが亡くなったらしい。

たぶんまだ30~40代だったと思うけど、年齢なんか関係なく死ぬときは死ぬんだなぁって思った。

まだ若い奥さんは遺されて夫の死を悲しみ続ける日々が続く。

そのうち悲しみが薄れて忘れて違う相手を見つけちゃったりするところまでが私の妄想のセットなんだけど、どうしてもそれが悲しく感じてしまう。


伴侶が死んで味わう孤独はものすごい重さだと思う。
人間が弱いってことも知ってる。
目の前から消えたものをずっと思い続けることをできないことも知ってる。

でも、一度愛を誓い合った人を乗り越えて別の愛を誓うなんて、死んだ人がかわいそうだと思ってしまう。


もう充分苦しんだからそろそろ幸せになってもいいとか、天国の○○もあなたが幸せになることを願ってると思うとか、そういう免罪符ほど白々しいものはないなって思ってしまう。


でもずっと罪悪感や悲しみと付き合い続けるのも違うとは思う。


私が折り合いのつかない気持ちに陥るのはお門違いなので、自分にそのときが来るまで見て見ぬふりをする。

私が遺される立場になったら、どう思うだろう。







●三郎の哀歌

三郎ってかんじの顔の同僚が、同棲してる彼氏と大喧嘩したとかでヘコんでいた。

一年くらい同棲してたけど喧嘩はあんまりしてなかったらしくて、溜まり溜まってたせいかささいなことで着火して別れ話まで出たらしい。

28にもなって同棲までした相手と別れる(かもしれない)ってどんな気分なんだろうか。
私にはしばらく関係のなさそうな話だけど、その三郎の話を一緒に聞いていた恋愛脳の女豹みたいな同僚がしきりにマッチングアプリを勧めていて「このフットワークとモラルの軽さが女豹たりえる要因か。見習おう」って思った。









●ゆっくり死んでいく

あと数年で30になる。

好きなアイドルのメンバー全員ももうすぐアラサーになる。

親はどんどん小さくなっていくし、おばあちゃんのボケる速度も加速してるし、朝から川を漂う小船の先頭に座ることもないだろうし、座りっぱなしの退屈な毎日から抜け出す方法もわからないし、いつまでたってもお金もなければ勇気もない。

特に意味も見出だせない仕事で時間と気力ばっかり消費してこのままズルズル死んでいくんだろうか。

やりたいことと睡眠の時間をどちらも満足に確保できない毎日をなんとなく過ごして、なんとなく小さな幸せとか不満とか嫉妬を感じたりして、宇宙も知らずに死んでいく。


こういう気持ちになるときって、だいたい仕事に不満があるときが多い。
暇なんだよなー…。
まさかまた暇になることがあるとは…。






●弱者の気持ちを忘れた某メンタリストの動画

ゆーちゅーぶの切り抜き動画で某メンタリストが「子有り再婚だけどこどもと面会するときに今嫁が嫉妬する」という男性の相談に乗っていた。

某メンタリストは「こどもは悪くない。そんな女を選ぶな」的なことを言ってたんだけど、コメントはそれとは対象に「そんな単純な話じゃない」「頭おかしいは言いすぎ」などと今嫁擁護コメントがちらほらあった。

なんだか私が救われたような気持ちになったのと同時に、このメンタリストって昔いじめられてたらしいから悩む人の気持ちに寄り添ってあげる系かと勝手に勘違いしてたけど、私の勝手な勘違いだったんだなーって思った。

若い頃に培った劣等感とか成り上がりの感覚って人を歪めるよなぁ。
別に気持ちに寄り添うのが100%正解ってわけじゃないし、キツめに言われたほうが吹っ切れる人もいるけど、言われた側の気持ちとか考えるくらいまでメンタリストのメンタルってデキてるわけじゃないのかな。
まぁだからって落ちる株も上がる株もないけどさ。






●連休勘違い

お盆休み今週からだと思ってた。
なんか損した。





●向いてる仕事

私、もっとクリエイティブっていうか、自分で好きにカスタマイズできる仕事の方が合ってるのかもしれない。

決められた細かいルールや手順を守らなきゃいけない仕事の経験のほうが多いけど、ルールの範囲の中で気付かないうちに失敗して後から発覚するパターンがまぁまぁ多い。

もっと自由に、明確な失敗も成功もない、自分の力量や度量で仕事のレベルが左右されるような、そんなもののほうがいい気がしてきた。


もともとゴリゴリの右脳派だと思ってたし、細かいルーチンワークを何年も続けるのもまぁ限界が見えやすいよなぁと思ってたので、もっともっと右脳を活躍させてあげられる仕事に就けたらいいなぁ。


それを叶えるために今の会社に入ったはずなのに、全然真逆のことしかできてないなぁ。
やっぱりOJTってあてにならない…。






●上司の爪

バツイチ親権あり男性上司の爪が伸びきっているのを見て「あー、ご無沙汰なんだな」って思った。

小さいこどもが何人かいて、フルタイムで働いてるので、まぁ彼女作る時間なんてないわな。
しかも養育してるこどもがいるっていう点は女性から見てマイナスなんだろうかプラスなんだろうか。
人によるか。

まぁでも元妻にけっこう未練ある(というか条件的にその人しか無理)ぽい感じがするので、あんまり焦ってないのかな。
こども第一って感じなのかな。

まぁどうでもいいや。
デキ婚の末に離婚して、年に数回しか面会せず、こどもの誕生日プレゼントは毎年毎年おもちゃ屋の商品券をポストに投函するだけで済ませて、離婚前は送り迎えや家事の手伝いは当然せず、離婚して数ヶ月で二十歳そこそこのバカ女つかまえるような私の元彼よりマシなことには変わりない。


なんであんなバカに捕まっちゃったんだろ。
なんであんなバカを忘れられないんだろ。
死ねくそ。
今年こそは別の男とデートするぞ。するぞ。