ネガティブ女は頑張らない

ネガティブで孤独なOLは頑張って頑張らずに生きたい

下の名前は忘れた


一社目で働いてたときに私が面接したH田さんが夢に出てきて、H田さんが女性と付き合ったことのない童○で、なぜか私が行為なしで添い寝をしてあげるという内容だった。

在職時代にも思ってたけど、H田さんは顔も悪くないし人当たりもいいし一回り以上年下の当時二十歳そこそこの私にもちゃんと礼儀正しく接してくれたし手の形も好きだったので、夢の中の私もまぁ別にいいかと思っておとなしく添い寝した。

H田さんは感動と緊張で落ち着かないようで、二人で横になってからもしきりに「あぁ…ありがとうございます…」「この思い出を一生大切にします…」「現実じゃないみたい…」などと独り言を言っていた。

私は愛想笑いしながら絶妙に離れて横になっているこの距離を縮めてみてやろう、と小悪魔的な発想になり、「もっとくっついてもいいですか?」と持ちかけてみた。

相手のウエストに腕を絡ませてさっきより近くなった距離に何もドキドキせず、感動と緊張の独り言が止まらなかったH田さんが眠りに落ちるにつれて静かになっていく様子を感じながら、無感動な自分もはやく眠ろうと目を閉じていた。

なかなか眠れないのでH田さんの腕を抜け出して少し歩くと、別部屋のふすまの向こうに寝転びながらテレビを見る父親がいた。
私を見て嬉しそうに上体を起こす父を見て、なんだか安心した。





というだけの夢。
なんで急にH田さんが…??