ネガティブ女は頑張らない

ネガティブで孤独なOLは頑張って頑張らずに生きたい

もあきゅーと




●好きと嫌いはなんとやら

会社の男性陣への態度がどうしても冷たく粗暴になってしまう。

といっても対象は古参の二人だけで、人間的にめっちゃ下に見てる人だけ。

どうしてもトゲのある言い方になっちゃうし、相手もそれにビビってというか苦手意識をゴリゴリに表情や語り口に出してくれるので、あー苦手なやつ判定されてんなーってわかりやすくて助かるのだけど、社内営業的にはもちろんいただけない。

愛人やガバ子ちゃんの愛想を見習おう見習おうと思って日々観察してるのに、古参男性二人を目にすると愛想の復習をするまでもなく無意識に攻撃というかネガティブ光線を出してしまう。

特にその二人は社内に影響を及ぼす?ことが多い人なので、私はまたそういうめんどくさいやつとギクシャクするという同じ轍を踏もうとしてることがわかる。



アホなくせに自分が正論言ってて上に立ててる気分になってるやつが大嫌いなんだよぁ。
特大ブーメランなんだけど。



愛嬌大魔人の愛人と話すときは明らかにデレデレしてるそいつらの声音を聞くと、なんかもうキモーってなる。
半分は私が愛想良くできないことへの負い目。
半分はせいぜい美人に幸せにしてもらえやブサメンがっていう、その人への軽蔑心。

まぁそのうちの一人、入社当初に話し方が優しくてキュンとしたって言ってた人なんだけど。





どうでもいい人間だから下に見てテキトーに扱ってたけど、そうなると私も同じくらい軽視されるから、それはそれでムカつくなぁ。
まぁ私が嫌う人=私を嫌う人は、私の人生に不必要な人だから、距離を置けるのはありがたいけどさ。
でも仕事でそれはダメっていうか自分が不利になるので避けないとなぁ。
相性はアレだけど仕事はできるから重宝するって思われれば楽だけど、頭も要領も悪いからそんな立ち位置になるのも無理だし、やっぱり愛嬌最強ってとこに落ち着く。



はぁーーー。頑張ろー。



ていうか愛人の誘いの断り方がめっちゃ勉強になった。

仕事が忙しいのにこれから飲みに行こうと誘われたときの愛人が、第一声「あ、行きたーい」から始まり「○○さん一回家帰ります?」とちょっとした笑いを挟みつつ自分はすぐに行けないことをアピールして、相手が仕事忙しそうなのに気付くと「今日中にやらないといけないことがあるので22時まで残るつもりです…また来週行きます!」と行く気はあるけどどうしても行けないことを表明したうえで次の具体的な日程を提示する。

愛想教養の教科書があれば1ページ目に載ってるような超基本のキなんだけど、他人が実践してるのを初めて見たのですんごく参考になった。百聞はなんとやら。






てかそのデレてる男性社員のインスタをたまたま発見したら、なんかコーデ紹介みたいな写真を載せてて、会社でもよく見かける股間もっこりがばっちりωってなってて、自分で見て恥ずかしくないのかな?って思ったし、

なぜか頻繁にマスクを上げ下げする癖があるようで、不織布マスクがヒゲに引っかかってバリバリジョリジョリって毎日聞こえるし、

マスク下げて顔ベタベタ触りまくるから、その手で触った電話も脂でベタベタだし、

ふいにぶちこんでくる昔の女の話とか自分の雄の部分の話とかがキモいし、

ペーパーレス化のこのご時世にタスク管理や電話取り次ぎは全部ふせんだし、

エンターキー打つときうるさいし、

ペンを持つときサッ!パッ!みたいな謎のキレがすごいし、

初期にあんなにキュンとしたしゃべり方すら今は胡散臭いし、

ほんと、なんだか、愛人が絡んでるからか、その男性社員のポテンシャルもあってか、気持ち悪くて気持ち悪くて仕方ない。
結局は私の僻みや人見知りが原因な感じもすごくするけど、けっこうクセというかアクが強い人なので社内でも好き嫌いは分かれてるっぽい。

まぁどうでもいいけど。

愛人が休みだったけど一日がめっちゃ快適だった。
目のこぶを気にしないでいいのってなんて気楽なんだろう。







●もあふぁー

結婚したガバ子ちゃんが旦那の職場に近いほうの家に引っ越すらしい。
今までは片道30分で出勤できる距離だったのが、1時間半になるらしい。

しかもその旦那が夜早めに就寝するから、ガバ子ちゃんがフルタイムの仕事を終えて買い出しして料理して、っていう生活になるらしい。






えっっっ???
タダでヤれる家政婦じゃん\(^-^)/






なんで結婚すると男側は楽になって、女側の負担が増えるの?
なんで女はそれを受け入れてんの?


それとも私ぐらい料理嫌いな人って少なくてそんなに苦じゃないの?
嫁入りするということは女の負担増を受け入れる覚悟の上なの?
新婚の間は「私がダーリンにおいしいゴハンを作ってあげなくっちゃ☆」って気分になるのはまだわかるとしても、それが一生続くのに耐えられるの?
なんで旦那は車で20分ごときしかかからないのに、女は乗換え有りの電車に1時間半も揺られなきゃいけないの?


なんで女はそれを受け入れてんの?????


よっぽど馬鹿なのか、許容量が半端ないのか、覚悟の上なのか、そのどれかなの??


いくら20代で結婚したいからって、いくら子供ほしいからって、そんな結婚生活で大丈夫なの??






世界はバカと母性で支えられてるとつくづく思う…。

非日常




正直、めっちゃワクワクした。


自分の関係ないところで、良いことも悪いこともたくさんしゃぶりつくしてきた釣り鐘のてっぺんが、自分と関係のない人が、変な方向に能力と気力の高い人に、この国にはめったに起こらないことをされて、しかもそれが自分の近所で。
しかも私がたまに妄想してた「権力の畑にのさばってる害虫駆除の清掃業者いないかなー」っていうやつそのもので、それがあり得る世界であったことにびっくりした。



自力であんなことができるのか。
3年前の私がこの事件を見てたら、血眼になって作り方を調べたのかもしれない。



shinzoのsinzouが…w
とか言って笑った私を思い出して気違いだと思う人はいるだろうか。



あと犯人、愛人にデレてるしゃべり方優しいけど私は大っ嫌いな男性社員と瓜二つなんだけどwwww


やっぱ男性社員はあたおか系の顔面だよなー。
私だったら絶対採用しない。
社長は私のことが苦手みたいだし、ほんと見る目ないよなー。


まぁこのニュースで心踊らせてる私を採用したあたり、見る目あるよなー。





それよりも海外の方々のコメントがいちいちセンスよくて心に響く。
祈るじゃなくて心を寄せるという表現は、なんだか他人行儀に祈られるよりも心が近くて嬉しい気持ちになる。

日本語訳で無理やり置き換えられてるんなら、日本語もいいもんだね。







あと、それこそ隣県よりも近いところで、なんと不発弾が見つかったらしい。
けっこう住宅地とか近いところだし、爆弾が埋まってるところはマンションか何かの建設予定地だったとか。

なんか、銃とか爆弾とか、ほんとにすごいことが起こる可能性なんか全然あり得るんだなー。

現に戦争だって起こってるし、歴史の授業と投資の世界でしか聞いたことなかったインフレとかデフレとか円安とかの変化が大きくなってるし、パンデミックだって起こったし…

ずっと平和なわけじゃないんだなぁ…。

出会え出会え



彼氏ができたと偽って例の人とのLINEをやめた。
引き際が潔い人だったので助かった。

あとLINEをやめる前に送信済みの写真を消す方法をたまたま知った。
できるんだなー。セーフだった。





そしてはじめましての女の人といわゆる相席屋に行ってきた。
まぁ若い子向けの安いとこじゃなくて、ちょっと良いとこ。
といっても若い子ばっかりだったけど。

出会い目的ではなくてタダ飯を食らうためにいったんだけど、往復の電車賃考えたらまぁ自炊したほうが普通に安いよねっていう。
まぁこれも対人の練習だ。


相手の女の人はビッチになりきれてなさそうなビッチで、チチは大きいしネイルもまつげもバッチリだけど、恋愛のことしか考えてなさそうな感じの人だった。
普通にいい人だったけど、私に合うかと言われるともちろんそうではなくて、世の中の女はほとんどがこういう考えなんだろうなーって思えるようないいスタンダードモデルだった。


その人の周りにも、すでに結婚した人もいれば若いビッチな後輩もいれば結婚して疎遠になってる友達もいたりするようで、本人も遠距離恋愛の彼氏に見られないからいいやってことで頻繁に相席屋にきてるらしい。

ためになる話はまったくの0だったけど、世の大半の女の像がやっぱりそうだよなっていう実例を見れたのでいい勉強になった。


やっぱり結婚史上主義。恋愛史上主義。
その人は比較的マシな価値観を持ってたように思うけど、やっぱ私みたいな人はつまらないようだった。私もつまらなかった。


私は対男性ではある程度の融通はきくし女として見てもらえるから楽なんだけど、対女性ではとんと弱いんだなって思った。
女の子との話し方を勉強しなきゃ。




なお相席できた男性は40代の男性と、いかにも童貞&精神的にちょっとヤバイんだろうなって見た目のハゲかけた20代だった。
こんなところにまともなのは来ないとわかってるし、やっぱコロナになる危険を冒してまで来るところじゃないなーって思った。
食事のメニューも少なかったしね。
お酒はいっぱいあったけど、タバコと香水のにおいであまり見ないカクテルの味もぼやけて感じたし。
女の子と話す練習の場として割り切ろう。





というか、どうやって男を好きになるのかわからなくなってきた。
というか私が好きになれる男性がいない気がしてきた。

はじめましての男は所詮は初対面の人間でしかなくて、それどころかそのへんの石ころ~せいぜいじゃがいも程度にしか感じない。

ここからどうやって一人の人間として興味を持てるようになるのかが全くわからなくて、いつまで経っても私の想定内の動きしかしないその石ころたちに勝手に幻滅さえしたりする。

もっとユニークで、知的で、思慮深くて、優しい目元で、私を女として見る前に一人の人間として見てくれて、ある程度のマナーをわきまえた、SNSやってない人っていないかなぁ。
いないか…。



耐性がついたのかメンタルが平和だからか歳をとったからなのかはわからないけど、あぁ退屈だって思ってるなーっていう相手の表情にもダメージを受けなくなってきて、いい意味で成果や人とのつながりに期待しなくなってきてるので、いよいよ自分自身の在り方に注目できるようになってきたかも。

今まではひたすらに「相手からどう思われてるか」「どうすれば良いように見えるのか」「どうして私が一番じゃないのか」「どうすれば好かれるのか」を気にしてばっかりだったけど、ある程度は「自分がどうしたいか」「周りを気にしないでいられるか」っていう目線になってきた。
もちろん「あぁ絡みづらいやつだと思われてるなー」っていう自覚をしたうえでの「まぁそれでもいいか」っていう諦観なんだけど。

許容できる範囲が広がってきたってことかな?
歳をとるのも悪いことばかりじゃない。
まぁ加齢のせいで神経が鈍感になっていってるだけかもしれないけど。

でも前みたいに「やっぱりダメだ…私には現世は生き辛すぎる…他人怖い…しにたい…」とはならなくなった。
もしかしたらもともと私はこういう人だったのかも?とさえ思う。
前の職場で魔女にいじめられてメンタルが弱ってただけで、私はほんとはこうやってすぐに切り替えて立ち直れる人間だったのでは?と。

昔の自分なんかもう思い出せないけど、少しずつ楽になっていく自分の思考のクセを把握している今に死ぬほど感謝したくなる。




とまぁ、こんな陰の成長を見透かして愛してくれる人なんていないだろうから、婚活の先は長そうだな。





女の人とは3時間相席屋で飲んで解散した。
お互いに「この人は違うなー」っていう空気をぷんぷんに感じてたので「お疲れ様でした~ありがとうございました~^^」って言って、沿線は同じのはずなのに別々に帰った。
楽しかったですとか機会があればまた行きましょうとかの社交辞令もなくて、えらいさっぱりとした解散で笑えた。
帰り道に見た手を繋いでるカップルが奇跡みたいに見えた。

久しぶりのおデート

いい人だった。


それだけ。





良く言えば純朴そうな、
悪く言えば童貞くさい、
線が細くて肌が白くて、若い男の子特有のちょっぴりおどおどしたような歩き方で、肩幅と足が大きくて骨の張った、手指のきれいな人だった。



私がほどほどに大人になってしまったんだな、と自覚させられるくらいには若くて(とは言っても25~6とかだけど)、なんだか弟というか後輩のように思えて仕方なかった。



私の持ち前の人見知りを一周したコミュ力をもって会話はまぁ、一応はちゃんと成立したのだけど、やっぱり私がリードしてあげてる感がすごくて、向こうは上に兄妹がいる末っ子だそうなので、末っ子&私より年下という口には出さない口実で頼りきりになられちゃたまらねぇなって思った。

それとも私が気を使いすぎ&しゃべりすぎだからいけないのか???



筋トレして筋肉つけてほしいとまでは言えないけど、せめて背筋を伸ばして歩くとか、おどおど食べるのをやめるとか、緊張してやたら水を飲むのをやめるとか、そういう初級レベルの所作へのダメ出しをしたくなるので、私的にはまぁ、ナシ寄りのナシかな。




あと初回でごはんってダメだなって思った。
こっちも気使うから味わって食べられないし、気持ち悪くなったりすぐ満腹になった感じがしてめっちゃ残してしまった。食べ物残すの嫌い。
あと今日はマジで舌の全面に口内炎できてて死ぬかと思った。





約3時間でお開き。

頑張ったほうだよな?



解散したあとですぐに「緊張して目も合わせられなかったけどいろいろお話しできて楽しかったです!次はどこかお出かけしませんか?暇な日があれば言ってください!あなたのことがもっと知りたいです!」って感じのLINEがきた。


そりゃおめーは緊張して目すら合わせないまま私のボケにありふれたツッコミをして可愛い私の顔面を眺めて私のトーク力にあやかってりゃいいんだから、そりゃあ楽で幸せだったろうよ。
そんな自分の無力さにも気付かないような純粋な無知を引っ提げて、自身の努力の度合いに対して何の疑問も持たないまま次回も恩恵にあやかろうなんて、そんなやつは例え億万長者の石油王でも許せない。
まぁ石油王なら別にいいかも。



そう考えたら、冷めてきてというか「やっぱりナシだなー」っていう思いが鮮明になったので、「しばらく予定が詰まってる&仕事が忙しいからまた連絡します><」からの放置で、もしまた連絡がきたら「すみません、彼氏ができたのでもう連絡できません><」でフェードアウトしよう。




やっぱりある程度は筋肉や脂肪がついてて、背丈があって、ちょっとズルそうな、それなりに社会経験積んでる、知的な人がいいな。
ナイフとフォークを使う食事もスマートにできる、堂々とした人がいい。





あーあ、また半歩ぐらいだけ他人にがっかりしてしまった。
人付き合いってこれだから…




でも彼氏を作るのってこんなに簡単なんだなって思った。
外行きの笑顔作ってちょっとおもしろいこと言って話題提供してりゃ、向こうは勝手に気乗りしてホイホイついてくる。

あとは私の選択だけ。
これが一番の難関。

第一印象とか顔じゃなくて付き合いを深めていったときの人間性が重要だって頭ではわかってるけど、別にかっこよさもかわいさもおもしろさも開示できてない、私に何の幸福感も残さないような人に興味持てって言われても無理がある。

何よりも他人に興味がない。

他人に興味がないというより、私が興味をひかれる人間が少ない。

ていうか人嫌いである私の接待モードのブレーキが壊れてるだけか…。






手はきれいだったのでそれはいいなーと思ったけど、あの手で私のあんなところやこんなところを、あんな風やこんな風に触られてるのを想像してもなかなかどうして興奮しない。

会社の元ドラマーの手で想像したらちょっとそわっとするので、その違いの原因を知らないと私はずっとセカンドバージンを守り通すことになりそう。






ていうか顔もやっぱ全然好きじゃなかった。
多少なりとも顔が良くて堂々としてる人は、今のアプリにはいないのかもなー。

まぁ一番の目的はDINKS婚活だけどさ。





ていうか待ち合わせに5分くらい遅れて行って、合流の第一声を「本当にごめんなさい!!お待たせしました!!」みたいにする方法めっちゃいい。

時間を守れなくて謝る=普段は時間厳守でまじめな人だっていうイメージを作ることもできるし、
こっちから失敗することで引け目や弱味をさらすと相手の心のハードルみたいなのもちょっと下げやすいだろうし、
数分遅れただけで怒るような器量狭男も排除できるかもだし、
そして何よりも「あ、ども、はじめまして…」みたいないかにもマッチングアプリで知り合って今日が初対面ですみたいな気まずい挨拶をしなくて済む!
そして私も10分前行動をしなくて済む!

メリットばかり!!





あ、それと、顔写真はアプリの中で晒しておくべきだなって思った。
アプリの中だと画像保存はもちろんスクショもできない。機種によるらしいけど。
LINEでほいほい送っちゃうと消せないし、保存されるし、ブッチできないし、ポルノじゃないけどリベンジポルノされる可能性も怖い。








これに気付いただけ収穫があってめでたしめでたしとしておこう。

覚悟さえあれば





なんかもう変わらない生活が嫌だし、愛人にモヤモヤするのも気持ち悪いし、いい加減やりたいしで、かっこ良くはないけど人の良さそうな人がアプリにいたのでさっさとLINE交換して遊ぶ約束を取り付けた。


いつもなら顔写真やLINEどうのこうのの話題が出た時点で蛙化現象というかウヘァってなるけど、今回の人はならなかった。



そして思うこと。



服買わなきゃ!
靴買わなきゃ!
かかと保湿しなきゃ!
コスメ買わなきゃ!
メイクとヘアアレンジ練習しなきゃ!
ハンドクリームとアクセサリーと財布を小綺麗なやつにしとかなきゃ!
インテリア考えなきゃ!

などなど。

女ってそういえばやることいっぱいあったんだな、ずっとサボってたんだなって実感した。





そしてちょっとかわいくなれば愛人へのイライラも薄まることがわかった。




とりあえず対人スキルを鍛えようと思って、知らない女の人と一緒に相席ラウンジに行くことにした。
私は人見知りが一周して愛想良くしすぎて気をつかい続ける接待モードになってしまうことで自分がどっと疲れるという悪循環を長らく繰り返してしまってるため、それなりに自分の個性を出し、それなりに愛嬌を維持して、それなりに真実を包み隠して、余力を残して帰れるようになりたい。

何度も相席ラウンジに行っているらしい彼氏持ちの30歳女性という、なんだかろくでもない肩書きの初対面の女と行くのも気が引けるけど、まぁ友達のいない私には及第点かな。





でも新しい出会いを探すより、元彼に会うために張り込みでもしてたほうが何倍も幸せだと思ってしまうのはいくらなんでも病的だろうか。

一生変われなかったら


社内の元ドラマーがちょっと可愛くて気になってる。

けっこう塩対応というか温度が低く見える人なんだけど、上司にはちょっと懐いて心開いてる感じがギャップあって可愛くて、その上司の人がちょっと羨ましい。
まぁ喫煙者だし歯並び悪いから恋愛対象ではないんだけど。



でもそこでふと思った。
もし社内で気になる人ができても、しゃべりかけるネタも勇気もないし、アイコンタクトとかも恥ずかしくて自信なくて無理だし、見た目も地味だし、どうやってアプローチするのかがわからないな、と。

複数いる中から選ばれる要素が何もない。
他の子は何にしても笑顔で愛想良くて声が高くて可愛いし、おしゃれだし、女の子!って感じがする。
一方私はその真逆。
もうちょっとすれば髭でも生えるんじゃないかって本気で思うレベル。


自己肯定感低すぎてリスク回避しておもしろキャラになろうとしちゃうけど、変なところで真面目さや固さや変なセンスが顔を出して、結局大した笑いすらとれないままちょっと絡みづらくて変なやつって感じになる。




マジでどうすればいいのかわからない。
結局は小さいことは気にせずちょっと勇気出してればいいんだろうけど、そんなことができれば既にやっとる。




マッチングアプリしても気になる人なんか一人もいないし、無理しちゃうし、ごはん行く前に逃げちゃうし。

何がしたいのかわからないけど、何もしたくないんだろうということはわかる。
だって傷つきたくないから。
これ以上自分を嫌いになりたくないから。





帰りにカフェ行ってみようとか降りたことない駅で降りて一駅歩いてみようとか英会話教室いってみようとか思うけど、化粧直ししてないしとかお腹減ってるしとか思ってできてないのも、理由は多分がっかりするから。

全部わかってる。
マイナスなことばっかり全部わかってるから、プラスな感情になる感覚をあまり知らなくて、「もしかしたらこうなるかも」じゃなくて「どうせこうなるんだろうな」「やっぱりこうなった」っていう考え方しかできない。


行動に変化がないから記事の内容も同じになる。
私はいつまで内面のことばっかり書いて、行動のことを書けないんだろう。






人並みには生きていけないという孤独感とか、他の女の子と同じように可愛くなれない疎外感とか、優秀な人への敗北感とかに、私はいつまで苦しめられればいいんだろう。


こういうのが積もり積もって「人の恋愛話が気持ち悪い」になっちゃうのかなー…。




愛人くらい色気ムンムンで男好きされるような人にならなくていいから、普通の人の中で普通に生きていけるような、妬まず憎まず干渉しない人格に生まれたかった。





なんでこうなっちゃったんだろう。

偶像が枯れるとき



夢に見るほどまでに好きだったアイドルへの熱が冷めてきた。


そして思うこと。
私が好きになるグループには大きく3つの段階があるんだ。



一段目はギラギラ期。
若さやデビューしたてなことも手伝い、売れようと必死になって、一生懸命にただひたすらに与えられたものに励んで期待に答えようとする。
メンバーとも衝突や和解を繰り返して関係を深めていく時期。


二段目は安定期。
ヒットして人気を博して歌やビジュアルが一番魅力的になる時期。
メンバーの仲も最高潮に深まって、お互いに感謝してお互いに讃え合い最高に高まってるキラキラ期。


三段目は衰退期。
地位が確たるものとなり、焦りや競争心なんかの刺激が全くなくなる時期。
メンバーは仲良すぎるせいか家族のようになりお互いとの関心や盛り上がりが減る。でもお互いを信頼してるとかいてくれて良かったとか頻繁に伝えあったり、メンバー大好きみたいな曲を歌ったりする。
また歳をとってきたため落ち着きが出てきて、性格もずいぶん変わり、昔のほうが良かったとか言われて一定数のファンが離れる時期。
場合によってはメンバーのスキャンダルも出てくる。



そして私は三段目にはすでに飽きている(というか失望している)ことが多い。

という風になってる。今のところ例外なく。





一生懸命やって名声を得ていくのが楽しそうな様子とか、まだ有名税に圧迫されきっておらず無邪気に活動するところとか、メンバー同士が仲良くする姿を見たいのに、もう三段目にはそれらをすべて失ってしまっている。

しかも私は二段目の後期にファンになることが多いので、三段目までの期間が短くていつも残念な思いをする。



滅多にハマるグループもいないし、次に熱中できる対象に出会えるのは何年後かしら…。













仕事上、愛人とかかわることが増えてきた。

毎日5回は会話するし、私のチームの長なので仕事を教えてもらうことも多い。

やっぱ未経験入社だと勉強を一からやり直しだから、出世の部分とかで不利になるんだよなーと改めて実感。
まぁ私が人より仕事できないのは事実だし、愛人は愛人で昇給したかすらもわからんから従来の給与で使われてるのかもしれないけどさ。


まぁとにかくかかわることが増えたので、美しい顔の造形や華奢で整った輪郭やゴールドもシルバーも似合うゴージャスな雰囲気を毎日のようにビシビシ直視するはめになってる。

あーこんな美しい人がいるのに私はなんとブスなんだろう、前髪割れてないかな、おでこテカってないかな、二重の溝にファンデ溜まってないかな、とかそんな劣等感に押し潰されそうになりながらなんとか普通の態度をとろうと努力してる。
顔隠せるからマスクしてて良かったけど外す日が来るのが恐ろしい。

見た目だけじゃなくコミュ力や愛嬌も圧倒的勝ち組の人なので、別にそんなこといちいち気にしてないんだろうけどさ。
こんな完璧すぎる人を目の前にした自己嫌悪ブスの心情は穏やかではない。


そんな愛人、通ってる美容院の美容師と二人でごはん行ったら告白されたらしい。
なんかそれ聞いてうわキモって思っちゃったあたり私の拗らせ具合が相当だし、美人は髪切られてるだけで飯に誘われて連絡先交換しちゃって告白までされちゃうのかって次元の違いに驚いたし、顔はかっこいいけど3Bだしなーでも付き合ったらタダで髪切れますよねーと言って告白の答えを保留するその姿にも吐き気を覚えた。

もし告白を断ったら私は安心するし、もし告白をOKしたら私にはまたこの吐き気が待ってるんだろう。


いいなー人生ずるいなー。
料理できなかろうが美人で愛嬌あれば余裕なんだなー。
まぁ料理できない以外に今のところ欠点知らないし、そもそも料理できないのが欠点なわけでもないんだろうなー。

そう思えば私は「安いスーパー行って栄養バランス考えて自炊してる頑張ってる!」っていうのを誇らしげに掲げてるわりには「料理嫌いだから男性に料理してほしい=料理できる女を求めてる男は論外」っていう確固たる方程式を持ってたんだけど、これがそもそも矛盾してんだよなぁ。

いいなぁ美人と愛嬌って得だなー。
美人はブスより何千万円も得らしいけど本当だなー。

結婚してる人もみんな愛嬌すごいしなー。


まぁハーフアップの作り方より布ぞうりの作り方を熱心にググってる私には縁のない話だよなー。



自分生きづらいなー。
愛人転職してくれないかなー。
ていうか恋愛話になるとお腹あたりがもやもやして吐きそうになる現象なんとかならないかなー。

苔が生える場所





ヤボ用で都会に出てきた。
やっぱり私のいるべき場所ではないなと思った。
騒がしくて、汚くて、何もなくて、バカな人間がたくさんいて、大勢にまぎれて自分を隠せるわけでもなければ、自分だけが主役なわけでもない。
居場所がそこかしこにあるように見えて、本当はどこにもない。
何でも手に入るように見えて、何も手に入れられない…



こうなったら本当に私には海か山しかないよなぁ、でも一人だと寂しくなったり人目が気になるのはわかってるから、お金ためて免許とって車で一人ドライブくらいしか選択肢ないかなぁ、片道2~30分でふらっと行けるような空が広くて風が気持ちいい場所はないかなぁ、思い付くところがないから自宅のベランダでぼーっとしとこうか…


ん?ベランダ??





と考え付いたので、ベランダを私の山頂もしくは海辺にすることにした。

まずはイスかな。
キャンプで使うような折りたたみができて場所をとらないやつがいい。
頭を預けてのんびりできるようにハイバックのやつ。

次にテーブル。
100均にあるようなおままごとサイズでいいけど、実際に必要かは後回しにしてもいいかも。

あとはレジャーシート。
100均で買って来ようかと思ったけど、頼んでもないのに無料で配られてる朝○新聞とかを敷いて、使い捨てにすればいいかな。
汚れたレジャーシートを畳んでしまっとくのも嫌だし。



あとはポテチとジュースを買って日焼け止めを塗れば、ベッドから3歩でアウトドアできる!!

屋根があるから多少の雨でも大丈夫だし、イスに座れば外からは見えなくなるし、完璧じゃない?!!?

化粧しなくていい、人目を気にしなくていい、重い荷物を持たなくていい、行きたいときに行って帰りたいときに帰ればいい、予約もお金も時間も必要ない、デパ地下で食べたいものを買ってスーパーで売ってる和歌山のみかんジュースとか飲んでも旅行より安くつくし、一人は嫌だからって友達と行くにあたってスケジュールすり合わせとか便秘や意見の違いに悩むなんてこともないし、荷造りや荷ほどきもしなくていい…



もしかして天国なのでは???




海や山はないけど自分だけの空はある。
そのうち植物や水槽なんかも置いちゃったりして。手入れ面倒だから置かないけど。
でも家庭菜園はやってみたいなと思ってる。

ハイバックのアウトドアチェアがけっこう高いので、そこは悩みどころだな。
まぁ一回旅行に行くよりもはるかに安くつくので思いきって買っちゃってもいいか。
と思ってたら3000円くらいのがあって速攻でポチった。万事解決。



ひとつワクワクすることを考え始めたらなんだかやる気が出てきて、やっと運動ができたし、面倒だから一生やらねーと思っていた揚げ物料理をしたい気分になった。
おいしそう&意外と簡単なレシピを見ていけそうじゃん、とイメトレしてる。
週末はとんかつにしよう。あと豚チーズカツ。



そういえば最近はめっきり「○○しなきゃ」ばっかりだった。
「○○したい」に全然出会えてなかったことに気がついて、なんだかやっと普通の人間というか、屁理屈屋で面倒な自分から一歩進めた気がした。

実は行きたいと思っていたネカフェやヘッドスパはノープランのときの最終手段で、ほんとはそんなに進んで行くほどでもなかったのかもしれない。
まぁお金を使うのが嫌だっただけなのかもしれない。
というか人間がいる場所に行くのが嫌だっただけなのかもしれない。



とにかく、やっぱ家って最高じゃんってなってさらにさらに結婚が遠のきました。
うける。つよくいきる。

今年の目標:愛嬌



もうすぐ結婚するガバ子ちゃんからあるシステムの使い方について
「やぁ~んわかんなぁ~い!どうすればいいんですか~!!」
って質問されたので、速攻で
「それはこうしてこうすれば大丈夫ですー」
っていつもの低い声でさくっと答えてしまったんだけど、大人しくさっさと引き下がったガバ子ちゃんの背中を見て
「しまった。私も『ここをこうしてぇ、ほらできましたぁ~!やった~!』みたいにするべきだった」
と思った。


さくっと話を終わらせて自分の溜まりまくった仕事をしたい&いらん会話でお互いに時間食ってダラダラするの嫌なので、早く済ませるクセがついちゃってる。

人付き合いには余分に時間かけることも必要だと頭ではわかってるのに…くそぅ…


まぁガバ子ちゃんは頭も下半身もオトナなので私が手短に済ませるやつだと理解してくれてると思うからそんなに心配はしてないんだけど。






愛嬌もくそもない雄々しい自分をなんとかしたい。

女々しい男を嫌だと思うのと同じで、メンズから見れば雄々しい女も嫌なんだろうな…
特に私は緊張して空回っておもしろ盛り上げキャラに徹してしまうくらい拗らせてる損なモテない性格なので、マジで性格矯正しなきゃ結婚どころか彼氏もできないな。

こんなことを考えざるを得ないあたり、雄々しい女でもいいと思う雄々しい男が少ないんだよなぁー。
女々しい女がいいという男は女々しくて嫌いだからアウトオブ眼中なのに、そういう男が大半だから私には彼氏ができないのかなー。

いやそもそも話せる男すらいないんだけどさ…。

もしかして人生で話したことのある男が数えられるくらいしかいないんじゃないか、私…?


まずは出会いの母数を増やさなきゃな…





というか休日の使い方をマジで見直さなきゃヤバイ。

最近はもうルーティン化してきて、
土曜:何もせず死んだようにゴロゴロする
日曜:重い腰を上げて買い物と料理と洗濯と掃除をする
というのがお決まりになってきてる。
お出かけするにはあともう一日休みが必要だ…


掃除といってもクイックルワイパーするだけだからトイレ掃除はかれこれ2~3週間してないし、
安いスーパーをハシゴするのが面倒だから最寄りのスーパーで安かった野菜3~4種類だけしか食べれてないし、
靴とか化粧品を買いに都会に出ようと思ってるのにめんどくさすぎてやめちゃうし、
どうせ家にいるなら映画見ようと思ってもゴロゴロしてたら気づけば23時だし、
衣替えしなきゃ来週暑くなるのにクローゼットひっくり返すのが嫌すぎてやりたくない。


やばい…
努力の最後の砦として自炊はなんとか死守できてるけど、友達から
「ジム行った帰りにコンビニでそばと小さいおかず買って夕食は軽めに済ませてる」
という話を聞いて、なんだよそれ…健康的だし数百円で済むし調理も皿洗いもしなくていいじゃん…と思って激しく心が揺れてる。



お金ないのにお惣菜なんか買ったらダメダメ…と思ってても「でも時間と体力とストレスを節約できるし、実際にお惣菜生活をしたことがないから予算もどのくらいかかるか把握できてないし、お試しで何ヵ月かやってみるのもありなんじゃないのか」という自分の勢力が強まりつつある。


という誘惑に打ち勝って、頑張って今週のおかずも作れた。
動いてみたら動けるって知ってるのになぁ。




今週はなるべく早く帰れるように頑張ろ…。

居酒屋のおばちゃんに愛嬌を学ぶ夜



最近本当に気力がない。
何に対してもない。





年明けから忙しくなって残業続きになって、帰宅してから運動できる時間もなくなったし、ぷよっていく腹と悪くなっていく血流を甘んじて受け入れながら、休日にはネカフェとかヘッドスパとか一人ビジホとかカフェ的なところとか美術館とかに行きたいなーと思いながら同時にめんどくさくて、結局ゲームの電源を入れる。

とはいっても少し前は熱中してたゲームすらもどうでもよくなったし、アイドルも最近は魅力を感じない。新しいゲームをしたり興味のある映画を探すことさえめんどくさい。
惰性と暇潰しのためだけに、何の特にもならないクエストをこなす休日。




買い物すら面倒、料理は特に面倒、婚活なんかひたすら面倒、友達も、家族も、なにもかも…



ここで自分に活を入れて資格の勉強とかしてみたら意外と集中できるんじゃないの、とか思うけど多分しない。
でも家の中でゲームだけしてたってどうにもならないのもわかってる。



私には何が必要なんだろうか…
時間?お金?努力?寄り道?



全部か…










人生で初めて首を寝違えた。

脊椎に影響出てるんじゃないかってレベルでビキビキ痛くて、歩いても痛い座っても痛い動かなくても痛い。

ランチの天丼は完食できなかったし胃がもたれたし、いよいよ歳なのかもしれない…

寝違えたら一週間くらいは治らないってネットに書いてて戦々恐々としてる。


年寄りってもっと大変なのかな…
生きてるだけですごいな…
若かった自分がいかに尊くて愚かで傍若無人だったのかが見に染みてわかった。
年上をじじいだばばあだ言ってたし、なんでそんなことくらいで?みたいな疑問もたくさんあったけど、経験してみないとわからない状態になっていくんだね…
こうして大人になっていくのね…
あぁ嫌だ嫌だ…








ここのところ本当に心から思うんだけど、私やっぱり結婚は無理かもしれない。

まずDINKS希望というところが第一関門にして最大の難関。
そして第二に、私はひねくれすぎてる。
なんでも理屈こねて行動しないし、自分の許せないことはひたすら許せないし、でも相手には許してもらおうとするし、愛想はないし、なんでもひとりでできる。

無理ゲーじゃね??



同僚の同い年の女の子は同棲して半年の彼氏がいるって言ってたけど、その彼氏さんは家事を「手伝う」という認識の人らしい。
女の子が今日はしんどいから料理したくないと言っても「別にしなくてもいいんじゃない」と言って、代わりに作ってくれるわけでもなければ、ごはんを外に買いに行くのも女の子の役目らしい。

そんな奴を受け入れてまで結婚なんか絶対嫌だし、そんな奴が履いたパンツを私が洗うのかと思うとちゃぶ台ひっくり返したくなる。

その女の子は暗いというかテンション低めで地味で、どうやってこの子に同棲してる男が…?と正直思ってしまったんだけど、そんなバカ男を拾い上げるバカ女がいるからこの世が成り立ってるんだなぁと思うとほんとバカらしくなるよね。







私のことが苦手だろうな~っていう感じをビシビシ出してくる男性社員がいる。
他の女性社員には冗談交えて和気あいあいと絡んでるのに、私に対しては言葉を選んでるというか、なんか壁を感じる。

まぁ日頃から私がその人のことを軽視してるのがバレてるんだろうし、顔的に目を合わせにくい人だし、よく辛辣な返答しちゃうからちょっとビビって私のことが苦手になってるのかもだし、私がテンション低いから合わせてるだけなのかもだし。


まぁひとえに私に愛嬌があればこんな悩みもなかっただろうな。って思った。


帰り道にある個人経営の居酒屋のママが、ガラガラと酒焼けした声で客のおじいちゃんに「ありがとぉ~↑↑また来てねぇ~↑↑」って言ってる声を背中で聞いて「人から好かれる愛嬌とはこれぞ」と思った。


どうでもいいか。